【試験総評・製図手順】一級建築士の製図試験の合格ラインと製図手順

一級建築士試験

こんにちは!今年度の東北・関東圏の一級建築士製図試験は台風の影響による交通機関によって延期となってしまいました。

台風によって被災されてしまった方々にはお見舞い申し上げます。試験日は12月8日(日)になっていますね。

詳細については建築技術教育普及センターをご覧下さい。

(追記日2020年5月24日)

試験の総評については別記事にて解説しております。

一級建築士の製図試験の基本的対策を整理する

おそらく勉強されている方々はここまで基礎の製図はもちろん、応用問題についても対策をされていると思います。

ただ、試験前にはもう一度試験では落とせない基本的条件を整理することが大切です。私は昨年度に受けましたが、問題用紙がA3という出オチサプライズがありました。毎年サプライズはあるので、多少の事でも動じない事が大切です。

動揺すると基本的条件を見落としてしまうんです!!

現に私の時もA3用紙の情報量に、建築面積の確認がかなり遅れました。まずはどんな問題が来ようと下記の条件は絶対に確認して下さい。

  • 建築面積
  • 容積率
  • 建築物高さ
  • 延焼のおそれのある部分
  • 避難計画
  • 防火区画
  • 各斜線制限
  • 美術館としての計画

上記のように建築違反となると一発で不合格です。(一部は大幅原点)また、最近では解答に不十分と見なされると重大な不適合と見なされて、大幅な原点もしくは不合格が決まってしまうという文言まで、試験の案内に追加されています。

建築物の計画にあたっての留意事項についても、厳守して計画していかなければなりません。

  • 敷地条件(方位等)や周辺環境に配慮して計画するとともに、空調負荷の抑制や自然光の利用を図る。
  • バリアフリー、省エネルギー、セキュリティ等に配慮して計画する。
  • 各要求室を適切にゾーニングし、明快な動線計画とする。
  • 建築物全体が、構造耐力上、安全であるとともに、経済性に配慮して計画する。
  • 構造種別に応じて架構形式及びスパン割りを適切に計画するとともに、適切な断面寸法の部材を配置する。
  • 空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備、昇降機設備等を適切に計画する。

*建築技術教育普及センターより抜粋

一級建築士の製図はゾーニングで7割決まる

ごめんなさい。この7割は私の独断です。ただ、ゾーニングの配置によって建築の法的制限が守れるかも決まり、建築計画の良し悪しも明確になります。

残りの3割は環境負荷低減や、図面の装飾など原点されにくくなる印象を高める部分だと思います。これができるかできないかも重要です。

1級建築士 設計製図試験課題対策集

私が実践してた製図方法

簡潔に結論から言います。

①問題用紙の条件を全部チェックし、重要部分をマーキングする

②建築可能面積とグリットの検討を問題用紙(又はゾーニング用紙)の隅でメモする

③ゾーニング用の用紙(本試験でも配られる)に5mmのひとマスを1グリットとして計画して、各室の面積条件が当てはまるかを検討する

*これによって1/100(4マス)で計画するより早くできます。ただ小さいので少し慣れることが必要です。私はこれによってエスキスが格段に良くなりました。

④5ミリマスのゾーニングを1/100にして設備計画などを整理し、図面に各要点をまとめる

⑤記述の解答用紙をひたすら埋める

⑥寸法線の干渉が無いか図面の配置をチェックしたら製図に移る

エスキスが成功すれば緊張はほぼほぐれるのであとは書くだけです。

製図試験全体の時間配分は?

試験の時間は6時間30分ありますが、ご存知の通り足りません。しかし、間に合わせるために皆さんは色々な工夫をしてきます。下記は人によってエスキスや製図のスピードは違うので、一概には言えませんが理想としては次を挙げてみます。

⑴問題用紙の読み込み(30分)

⑵エスキス(1時間30分)

⑶記述用紙(1時間)

⑷製図(3時間)

⑸見直し・修正・追記(30分)

私もこれを理想としましたが、冒頭で述べたとおり問題用紙の読み込みに時間がかかってしまい、ゾーニングをした後に建築面積で一部修正したりと時間はうまく作業間で調整する必要があります。

記述の解答用紙も配点は大きいので絶対に埋める

配点が大きいというのは大手予備校の予想です。しかし、空欄があると解答不十分と見なされることは間違いなさそうです。

よってどんな言葉でも良いので持っているだけのフル知識で埋めて下さい。

私は「建築計画」・「構造計画」・「設備計画」にて過去に習った記述については、それぞれの要点でまとめて覚えるようにしていました。

例えば、建築計画だとアプローチ計画や吹き抜けの計画が問われた時に、視認性が高く〜で有効活用できるなどで解答するみたいな文章を書ける程度です。

一級建築士合格戦略 製図試験のウラ指導 2019年版

最後に

私は学科試験が終わり製図の授業が始まった時は慣れず、苦戦していましたが、自分のやり方を確立し自信を持つことで、全体的なペースが早くなりました。

時間を気にされている方はとにかく書きながら、次は何を書くか考えながら書くことです。学校が言う枚数をこなすとはそれが自然とできるようになるからです。私がそれを身を持って体験しました。

では、皆様の合格をお祈りしています!

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