今回は玄関に特化した記事を書きます。間取りはプロが描きますが、それが絶対とも言い切れません。
人によってセンスや能力が違いますが、お客様の不足の事態になるようなことが起こってはいけません。
間取りのコツについての記事を量産していきたいと思います。
今回の記事:玄関の設計について
【間取りの知識】方角や広さ、位置など間取りでの玄関を決める方法
玄関の特徴
最近の玄関ドアって何気ないんですけど大きいんです。
幅が90cm、高さが230cmあるのでかなり高いです!
昔より身長が高い人が増え、グローバルに対応できるようにだと勝手に思ってます(笑)
あとは親子ドアなんてのもありますね。片方が小さい扉で開かないやつです。
でも、これって施錠外すだけで大きい開口が取れるので、大きい家電や家具の搬入なんかにはいいんですよ!
さらに親親ドアもあります。もはや豪邸です。笑
玄関扉について
また、玄関ドアは基本的にお客様の好みのデザインで選ぶ事がほとんどです。
あまり建築的には影響しません。
サッシメーカーで玄関扉を用意していますが、モダンなデザインから和風のものまで多くのデザインを持ち合わせています。
代表的なメーカー
- YKK AP
- LIXIL
- 三協立山
玄関が間取りに与える影響
玄関というのは前述の記事で述べた通り、結構暗くなりがちな配置が多いです。
モデルハウスなんてプライバシーや法律を気にしないで建てているので、どこに居ても明るく思えますが、実際の家はそうはいきません。
配置を工夫することで玄関ホールに窓があることで、明るくすることもできます。
また、窓を設けられない場合は玄関扉そのものにガラスが入っているものを選ぶと全然違います。
玄関が明るいと運気も上昇傾向になるとか。あ、風水的には玄関マットもあった方がいいらしいです。
シューズクローク(SIC)
玄関ホールに余裕が出てくると、シューズインクローク(以下、SIC)を設けることができます。
これは広さがあれば設けたほうが良いです。
もちろん、金額も変わってきますがこのブログではお金の記事以外は触れません。
SICは床上から身長の高さまで棚をも受けたり、パイプを設置することで靴やコートなどを置くことができます。
さらに余裕がある場合はベビーカーや外用のおもちゃや外構用品を収納することができます。
間取りの工夫によってSICを収納型にするか、ウォークスルー型にするか使い方は居住者の使い方次第です。
収納したいものを考えて間取りを構成してみましょう。
最後に
間取りは建築士の力量によって差が出ていまします。
それは間取りの上手い下手は建築士試験に出てくるものではなく、建築士の経験でしかないからです。
私は単純に会社の研修だけでなく、設計課に所属していないときの営業の時でも現場の時でもベテランの設計士の間取りをたくさん見るようにしてきました。
その結果、テクニックがかなり必要な作業だとわかりました。
間取りのことについて解説している記事を下記でまとめていますので、ぜひご覧ください。
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