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【一級建築士が解説】小屋裏収納の面積や固定階段の制約や有効性について解説

建築の仕事

住宅の小屋裏収納では面積をできるだけ広く、かつ、固定階段としたいですよね。今回はその設計の小技や気を付ける点を解説します。

【みなさんの疑問】

  • 小屋裏収納とは
  • 階段を設ける方法
  • 面積の計算方法と各条例の違い
この記事を読むことで、小屋裏収納の有効性は間取りや屋根の違いによって特性が分かります。さらに、あなたの計画地での条例の縛りにより設計条件を最大限に生かすことができます。

【一級建築士が解説】小屋裏収納の面積や固定階段の制約や有効性について解説

 

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小屋裏収納とは

まず、小屋裏収納について解説いたします。小屋裏収納とは屋根の下部分と最上階の天井の間部分のスペースを活用して作られた収納スペースのことをいいます。

よって、屋根の形状によっては面積が多く取れたりあるいはほぼ取れなかったりします。小屋浦収納が果たして、本当に必要なのかどうなのかも含めて設計の間取りを考えていきましょう。

 

小屋浦収納は建築基準法で定義されています。

①床面からの高さが1.4メーター以下

②最上階の面積の2分の1以下

 

これらの条件から外れてしまうと、1つの階としてみなされてしまいます。

そうなってしまうと、2階の住宅ですと3階に、3階の住宅ですと4階の住宅とみなされてしまいます。よって、様々な法律の制限に触れてしまうことがあります。

そうならないためにも、設計士はよく小屋浦収納として、有効活用しようとします。

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階段を設ける方法

それでは小屋浦収納とのメリットデメリットを整理しましょう。まずはメリットについて解説します。

メリット
  • 家全体の収納力が上がる
  • 子供の遊び場にもできる
  • 書斎にも活用できる
  • 吹き抜けとすれば開放的な空間となる

基本的には収納としてのスペースですが、子供がおもちゃを思う存分に広げても影響が無く活用できます。また、低いテーブルをおけば旦那さんの書斎スペースとしてもできる場合があります。

半隠れ家的な空間になるので、色々な活用方法を見つけましょう!

デメリット
  • 階段によっては収納するのが大変(出し入れ)
  • 夏はすごく暑くなる(灼熱地獄です)
  • コンセントを設けることができない(検査で指摘される場合がある)

デメリットも多々あります。とにかく、夏は本当に暑くなります。屋根にいくら断熱材が入っていようとも暑くなります。もちろん、エアコンも設けることができないので夏は使えないでしょう。ただ、全館空調ならまだマシになる場合があります。

そのほかにも、基本的には収納として建築の申請は行うので人がいる想定とできません。よって、コンセントも設けられません。(エアコンもこれによるのです)

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地域の条例の違い

階段を設ける方法は2つあります。1つ目は天井部分にユニット階段を設けていることです。

これはどういう仕組みかと言うと、天井を棒状のもので開閉し、階段を格納しているのでそれで登ったり降りたりできます。

これは階段に手すりなどが不十分になることが多く、上り下りする際には少し危険が伴います。

これに似たものは同一の部屋の空間をそのまま吹き抜けにして、小屋裏収納とする例もあります。それがこのイメージです。

これについても、そこまで収納のしやすさと言う点では劣ります。

 

一方、固定階段とは通常の住宅の階段と同一です。よって、通常の階段の要領で下の階から小屋浦収納へ行けるので、荷物の運搬が容易になります。

冒頭で説明しましたが建築基準法で小屋浦収納の定義が定められています。

ただ、地方公共団体の条例ではそれ以上に制約があります。市区町村の条例を必ずチェックして設計していただきましょう。

ここはかなり慎重に調べないといけないところです。

例えば、固定階段の使用が禁止されていたりします。面積はともかく、階段の方法について制限が多いので、注意した方がいいです。

次回は小屋裏の設計を上手く設計する小技を紹介します。

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