
今回はぶっちゃけハウスメーカーの設計士って年収どのくらい?という疑問に答えます。
あくまで私が勤めていたハウスメーカーの年収ですが、参考までにお答えしたいと思います。
【本記事の内容】
- ハウスメーカーの設計士とは
- 設計士の年収
- 設計士の働き方
【元設計士が語る】ハウスメーカーの設計士の年収ってどのくらいなの?
ハウスメーカーの設計士とは
ハウスメーカーの設計士とはという解説の前にまずは「設計士」という言葉について解説します。
設計士とは建築士と違い、単に設計する人のことを指します。
よって、資格を持っていなくても設計士と呼ぶこと自体は問題ありません。
名刺など所属には設計課とあっても、資格を持っていない方もいるのでよく見てみましょう。
建築士としての独占業務はしっかり有資格者が行い、その補助として資格を持っていない方が行うえば問題はありません。
これも建築士法という法律で決められています。

設計士の年収
設計士の年収は一概にも言えません。1つの指標としては二級建築士と一級建築士の年収です。下記の記事でそれぞれ詳細に記載しています。
>>【就職・転職】一級建築士の年収の平均は?独立や大手ゼネコンも公開!
>>二級建築士の年収は?業界別や女性だと変わるのか徹底調査してみた
それから、年収はハウスメーカーによっても中小から大手まで差もありますし、インセンティブがある企業もあるので比較はより難しいです。
設計士の働き方はそれぞれ企業によっても違います。それも年収の差に出ているのも事実です。
私が経験したハウスメーカーでは設計事務所を協力業者としてしました。
基本設計を社内で行い、実施設計を外部に委託するという手法です。
これは大手ハウスメーカーでは度々見受けられる方法です。
しかし、設計事務所は個人事務所なので本当に数人のパワーで動いている設計事務所です。人間関係がより大切です。
設計士の働き方
設計士の働き方は企業によってそれぞれです。先ほど、少し外注するということに触れました。
基本的には私は基本設計を行い、お客様に契約までの打ち合わせを営業と同席して折衝をしていました。
実施設計は管理という立場で行います。
管理の中では設計者にとって設計監理という法的に必要なこともあります。設計者が現場に赴いて、確認しなければなりません。
この法律が改正されたのも姉歯建築士事件という建築業界を震撼させたことが発端です。この工事監理は建築士資格者でしかできないので、やはり資格は持っていた方が良さそうです。
また、購入者という視点でハウスメーカーをまとめています。就職を考えている方にも参考になるかも?
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