
こんな方におすすめ
- 二級建築士の課題は?
- 各資格学校の解説をどう読む?
- 来年の対策はどうすればいい?
二級建築士の今年の課題
今年の二級建築士の課題は「歯科診療所併用住宅〜鉄筋コンクリート造〜」です。
数年に一度の鉄筋コンクリート造の製図ですが、鉄筋コンクリートは木造より完成図までにたどり着く人が多いので、仕上がった図面がいかに減点がいかに少ないかが勝負の分かれ目です。
- 木造より鉄筋コンクリート造の方が製図スピードで差が出にくい
- 鉄筋コンクリート造では減点されにくい図面を書く
また、鉄筋コンクリート造は柱スパンをどのように分けるかで、間取りの納めを上手くできるかが鍵です。
本番では多少無理な条件が出ることが多いですが、これをもれなくギリギリで上手く収めることが合格へと繋がります。
その中でも、下記の法的要素を見逃してはなりません。
- 建蔽率、容積率、斜線制限
- 延焼ラインや防火規定
- RCの構造(オーバーハングや柱スパン)
各資格学校の解説
建築士試験の解説はTACが良心的に一般的に、一番早く公開しています。まずは参考プランを公開してますね。
TAC
参考プランを公開中
[https://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku/kenchiku_2kyu_sokuhou.html]
日建学院
既に9月12日の本日、20時よりYou Tubeで解説中。
[https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/architect2q/road/honshiken.aspx]
試験の難易度をアンケートをとったところ、9割以上の方が難しいと答えているそうです。ただ、未完成と答えている方は9割以上だったので、いかに正確な図面をかけたかどうかがポイントです。
今回のポイントは敷地の高低差があったことでしょう。
日建学院の捉え方では、高低差を少しいずれば「何もしてなく平坦」とは捉えないでしょうとしています。この見切りもやはり製図を練習していないと難しいかもしれません。
総合資格学院
9月13日:参考プラン公開→お申し込みが必要です。
9月14日:解説動画を公開の予定です。(公式HPより)
法規では住宅部分の竪穴区画、延焼の恐れのある部分を防火設備とすることが出来たかどうか。
また、敷地の高低差の処理、切断位置での正確な断面図が描けたかどうかに重点を置いて解説しています。
他の学校も速報が出次第、まとめていきます。
当ブログでは建築に関する記事を書いています。
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来年の対策
各資格学校の検証後作成予定...