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【本当に必要?】ビルトインガレージに車2台置く希望は耐震や建ぺい率・容積率などのリスクを伴う

家づくりの基礎

今回はビルトインガレージを検討している方、特に2台置くのは実はリスクが伴うということを知っておきたいです。

【みなさんの疑問】

  • ビルトインガレージを作って車を2台置きたい
  • 車は大切だから2台とも入れておきたい
私もよくビルトインガレージの相談を受けていましたが、その際はしっかりとリスクをお伝えしていました。1台でも検討している方も参考にしてください。

【本記事の内容】

  • ビルトインガレージが必要な理由を見直す
  • ビルトインガレージに必要な大きさは
  • 耐震性や建ぺい率など間取りに与える影響
この記事を読むことで、ビルトインガレージのメリットデメリットを知ることができ、本当に必要かどうか再確認できます。

【本当に必要?】ビルトインガレージに車2台置く希望は耐震や建ぺい率・容積率などのリスクを伴う

 

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ビルトインガレージが必要な理由を見直す

まずはビルトインガレージが本当に必要なのか見直しましょう。一見、良いなと思われて安易に取り入れる方が多いです。

見直すポイントはいくつかあります。

敷地の余裕はあるのか

一番大きなポイントは敷地に対しての間取りの余力です。

 

ビルトインガレージは車1台分で大きくスペースを必要とします。それに2台ともなれば広いリビングに変えうる大きさです。

 

よく都内の建て売り住宅でも、時折見られるビルトインガレージです。

あれは敷地に余裕はあるのではなく、3階建が可能なので2階をリビングにしてしまおうという計画によるものが多いです。

安易に2階リビングを受け入れるのも少し個人的には迷って頂きたい部分です。これは別記事にて解説します。

 

ビルトインガレージを設けることでのメリットは次のとおりです。

  • 車を大切に保管することができる
  • 余力があればその他のバイクや資材なども保管できる
  • 雨に濡れずに家に入れる(アプローチを作れれば)

こういった要素が大きいと思います。一方でデメリットについて挙げてみましょう。

  • リビング1つ分の間取りが失われる
  • 建築のコストが上がりやすくなる

一見、デメリットの点の方が少ないのでメリットが多くなると思いがちですが、間取りが制限されることがなにより大きいです。

そもそもビルトインガレージは必要か

ビルトインガレージは当然、昔には無い間取りの要素でした。思い返してみると、日本では別の小屋に車や農業の機械を納めていました。建物内に車を入れるのは敷地のスペースによって計画され、今ではすっかり馴染んでいます。

 

つまり、確認してほしいのは間取りとビルトインガレージのバランスがしっかり取れているかどうかが重要です。

もちろん、敷地形状によってはビルトインガレージにした方が良いケースもありますので建築士に相談してみましょう。

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ビルトインガレージに必要な大きさは

ビルトインガレージの大きさは車の大きさから算出します。

大体の車種は幅2m、奥行が5mでドアが開く分まで広さとして考える必要があります。

 

例えば、乗っている方が多いトヨタのプリウスですが幅1.725m、奥行きは4.445mと上記の寸法を守れば設計には十分のスペースが確保できます。

画像:https://kakaku.com/item/K0000287211/catalog/

車の大きさでそこまで大きく設計ミスは無いのですが、トランクが開く角度や大きさは車種によってかなり違うので、よく確認する必要があります。

平面的な広さだけではなく、シャッターの開閉やトランク開閉による天井高さなども確認しておきましょう。

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耐震性や建ぺい率など間取りに与える影響

ビルトインガレージは建物の輪郭の内側にあるにも関わらず、外部空間となるので少し特殊な施工環境にあります。

耐震性

耐震性についての確認をしなければならない点については1台の場合でも耐力壁の多さです。

本来であればシャッター部分が外壁となるので、壁があり耐震性があるのですが、シャッターにしてしまうと開口扱いとなるので注意が必要です。

また、2台のビルトインガレージとなるとその開口部分の耐震性はもちろん、ガレージ全体が大空間になるので梁のの強さなど全体的な構造強度を確認する必要があります。

建ぺい率や容積率への影響

建ぺい率や容積率の説明は下記の記事で詳細に解説しています。

>>【これで解決】建蔽率と容積率の調べ方〜調べ方の計算や緩和など〜

 

建ぺい率への影響はダイレクトになります。部屋でなくとも、建築物なので計算対象です。容積率に関しては緩和の適用があります。

建築物の容積のうち、全体の5分の1までは計算から除外できるというものです。

これを上手く活用して間取りを計画しましょう。

以上のことを踏まえてしっかりと建築士と相談していきましょう。間取りは一生を左右するものとなります。

>>【注文住宅の間取り】失敗しない間取りの決め方を元ハウスメーカー設計士が公開します

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