
こんな方におすすめ
- 1級建築施工管理技士になったらどんな仕事ができる?
- 求人ってどのくらいあるの?
- 転職はしやすい?
などなど資格を取ったら自然と生まれる疑問かと思います。今回は私が今まで見てきた一級建築施工管理技士の方々を参考に記事を書きます。
1級建築施工管理技士ができる仕事内容と年収
1級建築施工管理技士とは一体何ができるのかということをまず解説します。
1級建築施工管理技士は建築工事の現場について最上位の国家資格であることは事実です。
それゆえに、現場では現場代理人や現場監督など呼ばれます。
建築の現場はさまざまな工事の種類がありますが、それを統括して指揮するのが役目となります。単に木工事や鉄骨工事だけでなく、左官工事や鳶工事など多岐に渡ります。
基本的に現場を統括する立場のため、発注者との打合せや設計者との調整を行いながら、現場で働く作業員や工事別の調整も行います。
そして、施工管理は以下の4つの管理が重要と言われています。
- 施工計画
- 安全管理
- 工程管理
- 品質管理
施工計画は工事を最も効率よく、安全に工事を行うために計画を立てます。
例えば仮設計画などで使いまわせる仮設物を段階的に流用したり、工種別の出入りなどです。安全管理もかなり重要です。工事物の落下やヒューマンエラーによる負傷など、避けられるまのは極力無くす。そういった工事計画にするためにあります。
テレビのニュースでも、足場の倒壊やクレーンの部材落下で負傷者やインフラへのダメージなど計り知れません。こういったことにならないように安全への配慮は不可欠です。
次に工程管理です。工事が順調に進めば問題ありません。しかし、工事は必ずと言っていいほど、なにかしらあります。
例えば、埋設物による工事の増加や悪天候による作業延期などです。これらはやむを得ませんが、早めに工事を終わらせる事が大切です。
4つ目は品質管理です。作業員はプロですが、ミスもあります。それらを見逃さずに確認することで施工不良につながる事を防ぎます。そして、その品質がその建物を利用する方々への安心にも繋がります。
以上が施工管理技士としての役目となります。とてもやりがいが大きいとは思いませんか。一級建築士で単に昂っている人より、地道に施工管理として頑張っている方を尊敬します。
いくら良い設計ができても、施工が不良だったら実現しません。
実際の求人の多さ
今は少子高齢化という社会状態が建設業界にも大打撃を受けています。
正直、現場という仕事は常に人手不足となっています。
そして、企業がコンプライアンスに火を付けられているので、有資格者は喉から手が出るほど欲しい人材です。
それも施工規模に関係なく、業務に就けるためです。さらにメリットが多いのがこの資格の凄いところです。
1級建築施工管理技士の転職市場価値
はっきり言って転職市場の価値は高いです。しかも、こういったコロナ禍でも建設現場は動いています。
多少のスプリットはあると思いますが、求められる条件です。
私も転職で成功したリクナビNEXTは求人も多く、社内審査が無い場合もあるのでお勧めです。参考まで。
>>【独学必見】一級建築施工管理技士の勉強方法と学習時間について解説
少しでも余裕があれば資格の受験の検討もお勧めします。当ブログでは勉強方法なども掲載しています。