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1級建築施工管理技士とは?受験資格や難易度(他国家資格とも比較)とこれからするべき事を解説

たくや
1級建築施工管理技士って意外とマイナーかもしれませんし、一級建築士の影に隠れがちですがメリットが多い資格です。

こんな方におすすめ

  • 1級建築施工管理技士ってどんな資格?
  • 1級建築施工管理技士の受験資格は?
  • この資格って難しい?
  • 資格取得のためにすることとは?

 

結論

この記事を読むことで、1級建築施工管理技士とはどんな資格なのか分かります。

そして、どんな仕事ができるのかがわかることでメリットも把握できます。

 

1級建築施工管理技士とは

  1級建築施工管理技士とは建設現場の最高責任者になれる資格となります。  

 

建設現場では技術的な知識を持っていなければ、指導や監督はできません。そのことから、資格者が管理しなければならないということから求められています。  

 

1級建築施工管理技士とは建設工事の現場の規模に関係なく、現場代理人として関わることができます。  

 

現場の最高責任者となることができ、ものづくりを建築の最前線で感じることができるやりがいの大きい経験ができます。  

 

建築業界では一級建築士では設計の最高資格者である事に対し、1級建築施工管理技士は現場の施工管理の最高資格者となれるのです。  

ココがポイント

1級建築施工管理技士とは建設現場での最高責任者になれる唯一の資格である。

 

1級建築施工管理技士の受験資格

1級建築施工管理技士は誰でも受けられる資格ではありません。

 

「実務経験」として認められる仕事を一定期間していないと受験資格が発生しないのです。以下に簡単にまとめてみました。  

  • 指定学科の大学卒業後・・・・      3年以上(指定学科以外4年半以上)
  • 短期大学や専門学校(専門士)卒業後・・・5年以上(指定学科以外7年半以上)
  • 高等学校や専門学校卒業後・・・     10年以上(指定学科以外11年半以上)
  • その他 ・・・             15年以上

 

以上のように指定学科の大学を卒業しても実務経験を3年も経たないと受けられないのはかなり長いです。   一級建築士でさえ、2年の実務経験が必要です。  

 

また、別途二級建築士や二級建築施工管理技士の方でも、一定の実務経験を得られれば受けなければいけません。

ココがポイント

1級建築施工管理技士は実務経験が無いと受験ができない。計画的に業務と学習計画を立てて取得を目指しましょう

 

1級建築施工管理技士の難易度

 

1級建築施工管理技士の難易度は建築士に比べるとそこまで難しくありません。にもかかわわず、メリットが多い資格なのです。(次項で解説)    試験は「学科試験」と「実地試験」の両試験があり、これらに受からなければ資格を持つことができません。

 

学科試験の合格率は43%程度、実地試験は37%程度ですので、最終的な合格率は17%程度となっています。   この数字だけを見ると結構難しいイメージを持たれるかもしれませんが、しっかりと学習すれば合格できます。  

 

ココがポイント

1級建築施工管理技士はメリットのわりに試験は難しくない。学習計画と勉強方法を戦略的に立てよう

 

他の国家資格と難易度を比較

  あくまで一般的な比較になりますが、資格を偏差値化したサイトで見比べると下記の通りになります。

 

一級建築士:66

一級建築施工管理技士:55

二級建築士:56

二級建築施工管理技士:50  

 

これを見ると一級建築士より難易度が比較的簡単です。実際の試験も二次試験は記述式ですのでしっかりと対策すれば合格も可能です。  

 

他の記事では筆記や実地の勉強方法を公開しています。

 

 

1級建築施工管理技士で何ができる?

1級建築施工管理技士になったら現場の取りまとめ役として、施工計画に沿って安全管理や品質管理、工程管理を着実にこなす業務を求められます。  

 

建築現場の技術とマネージメント力が求められる資格者となります。  

 

2級建築施工管理技士では建設現場にて、主任技術者というものになることができますが、監理技術者になることはできません。

 

それに比べて、1級建築施工管理技士では監理技術者になることができるのです。  

 

この資格を持っている事により、営業所では専任の技術者になれることができます。

 

また、建設現場では主任技術者及び監理技術者になれるのです。   これは建設業法でも定められていますので、これに反すると違法となってしまうのです。  

ココがポイント

1級建築施工管理技士は建設現場で、技術的な監督の他にも安全面や工程など全てのマネジメントをこなすことができる。

 

1級建築施工管理技士になるために

  1級建築施工管理技士になるためには実務経験が求められます。それは学歴によって年数は異なりますので、早めに現場の経験を積んでおくことが重要です。  

 

嫌なことがあっても、数年経験しておくだけでかなりのプラスです。  

 

実務経験の詳細については下記の記事で解説しています。

 

実務経験を満たしたらいよいよ試験を受けましょう。試験は一次試験の筆記試験と呼ばれるマークシート方式です。二次試験は実地試験という記述方式となっています。  

 

試験の難易度については下記の記事で書いています。すぐに取れるような簡単な資格試験ではありませんが、メリットが上記のように多くあるため取得しておいて損はありません。  

 

一級建築士であれば一次試験は免除されます。私も一級建築士を取得後に受けましたが、実地試験は完全に独学です。基本的にある程度の実務の知識があれば、合格することができます。以下の記事を参考まで。

1級建築施工管理技士の二次(実地)試験を一発で独学合格した勉強方法を解説

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独学の中でも下記の添削サービスは申し込みました。記述の書き方だけは一度、プロの目にみていただくことをお勧めします。

 

  試験の概要については下記に記事で詳細に解説しています。  

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  • この記事を書いた人

たくや

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより

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