私は自己紹介欄にあるように、大手ハウスメーカーで営業や施工管理、設計を経験しました。
その際、お客様目線で知らなければ損をすると思うことがたくさんありました。
過去の記事で、土地を購入する際に知っておきたいことを書きましたので、そちらも参照にして下さい。
【今回の注意点とは】
- 不動産を「売る人」とは
- 不動産を「作る人」とは
- 建設業界を取り巻く事実
あくまで私が感じたことですが、1人でも多くの方に知っておいていただきたい事実です。
【後悔しない】戸建て購入の際に知っておきたい事実(注意点)のこと
不動産を「売る人」と「作る人」とは
これは業界では当たり前ですので、「何を言ってるんだこの筆者は」と思うかもしれません。
まず、家を建てるための土地や住むマンションを購入するのは不動産屋(業)から購入します。
しかし、その方達は理系出身(いわゆる技術系)ではありません。もちろん、その不動産の設計をした技術者からも買いません。
住宅の土地に限っても買ってから建築士に依頼します。
私は以上のことから、ぜひこれは家を購入しようとしている方には下で紹介している本をお勧めします。
この本は技術者そのものが不動産業に加わっていくことを重きに置いております。
土地は建築士に見てもらうことで色々な問題が分かるのです。
それは不動産屋には設計の知識が無い方がほとんどのため、分からないのです。
不動産屋は宅地建物取引士という文系よりの資格者が多く、
建築士は理系の建築を学んだ有資格者なので、勉強してきた畑が全く違います。
建設業界を取り巻く事実
私は色々な業界の話を繋がりで聞きますが、デベロッパーと言われる開発者(不動産会社)に就職する多くの学生は文系ですが、それを請け負う大手設計会社や建設会社の技術者は理系です。
ここは今までの歴史上でそうなってしまった背景もあり、業界特有のミゾがあるところでもあります。
どちらが偉いとか上とかそう言った問題ではないのですが、技術者が開発に携わることがなかなか困難な現状になっております。
企業であれば技術者を雇用すれば良いという解決策はあるですが、住宅は企業なので人を選ぶ以外にどうにもできません。
最後に
結論として不動産屋と建築士をくっつける、もしくはそういった事業をしている事務所に話を持ちかけるべきです。
既述した本を出版している創造系不動産さんは、不動産コンサルと建築家コンビで事業活動しています。わたしはこれを理想系と感じています。
ハウスメーカーで営業していた頃、お客様によって設計士を同行していたが土地が決まらないとなかなか動いてくれなかったのです。
ハウスメーカーの設計士は基本、どの会社でも忙しいので土地無し客より土地有り客に付いています。
これを知っている知らないで、住宅展示場に行くのはどうでしょうか。少しでも皆さまの得する夢づくりになればと思います。
建築士資格を持っている営業の方は幸運な方ですね
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