一級建築施工管理技士は建設工事で最高位の国家資格です。決して簡単ではありませんが、しっかり勉強すれば取得できます。
【皆さんの疑問】
- 一級建築施工管理技士って一級だから難しそう…
- 勉強はどのくらいすれば合格できるの?
- どんな勉強方法が受かる?
などこれらって意外とインターネットには少ない情報です。
需要はあるし、これから増えるであろう本資格を解説していきます!
【本記事の内容】
- 一級建築施工管理技士が難しくない理由
- 合格するための勉強方法はこれ
- 勉強時間はこのくらい
>>【独学必見】一級建築施工管理技士の受験資格の学歴や実務経験を解説
【独学必見】一級建築施工管理技士の勉強方法と学習時間について解説
一級建築施工管理技士が難しく無い理由
一級建築施工管理技士は一級という言葉にブランドがあり、最難関というイメージが先行しがちです。
しかし、フタを開けてみたらそこまで難しく受かるのが困難な資格ではありません。
それは合格率にあります。
以下の記事で詳しく解説していますので、よければご参考下さい。
他の国家資格と比較してみると難易度が高く無いことが分かります。
さらに合格率も他の「一級」と呼ばれる資格に比べて高い確率となっています。
>>一級建築施工管理技士の合格率や難易度は!?メリットなども解説!
勉強時間はこのくらい
勉強時間は効果的な学習をすることが前提になります。
その上でですが、勉強時間は500時間は欲しいところです。
勉強時間は500時間
これは建築を未経験で学習した場合ですので、他の建築関連などを学習している場合は少し短くなるかもしれません。
また、効果的な学習方法は次で解説します。
覚えるためには日頃の隙間学習が必要不可欠です。
今はインターネットが普及しているのでわからない部分はYouTubeで検索してみてください。
いろんな方が施工について解説してくれています。
現場に付いていない方も受験される方もいらっしゃると思います。そんな方は施工のイメージを入れないとなかなか覚えられないと思います。それも動画で覚えれば飲み込みやすいです。
これは一級建築士にもつながる学習です。
一級建築士でも施工は必須の知識になりますので、早めに勉強しておくと良いでしょう。
合格するための勉強方法はこれ
合格するための勉強方法ですが、しっかりと内容を理解して勉強を進めることが大切です。
冒頭で難しくないと言いましたが、決して優しい資格でもありません。(一応、現場のトップレベルなので、、、)
資格学校に通う方法が手っ取り早いですが、職業柄忙しい方も多いと思います。
そんな方は勉強するテキストを厳選して学習しましよう。
勉強方法は捨てる問題と必ず解くべき問題を見極めて学習することが必須です。
試験の内容をしっかりと把握した上で臨みましょう。
学科試験
午前
建築学 | 15問中12問解答(選択問題) |
---|---|
共通 | 5問中5問解答(必須問題) |
躯体施工 | 13問中5問解答(選択問題) |
仕上施工 | 12問中5問解答(選択問題) |
施工管理法 | 5問中5問解答(必須問題) |
午後
施工管理法 | 20問中20問解答(必須問題) |
---|---|
法規 | 12問中8問解答(選択問題) |
学科試験においては施工の知識と建築関連の法規的な知識を求められます。
新出問題などは受験者みんなが解けないため、過去に複数回出ている問題は優先的に学習し解けるようにしましょう。
実地試験
実地試験は学科試験に通過した方が受けます。この実地試験に受かれば晴れて一級建築施工管理技士としての資格が与えられます。
試験の内容が以下のとおりです。
科目 | 施工経験記述・安全管理・躯体施工・仕上施工・施工管理・法規 |
---|---|
問題形式 | 記述式 |
合格ライン | 60%以上の正答 |
記述式であることが難易度の高い要因となっています。
【実地の勉強方法】一級建築施工管理技士の勉強法を公開〜独学OK〜
しっかりと学習しておかないと、書けないという不合格まっしぐらの事態になるので抜かりなく対策しましょう。
施工経験記述は誰かに添削してもらわないと独学では受かりにくいです。
受かるための書き方など存在するので、その辺りは資格学校や市販のテキストをうまく活用しましょう。
合格ラインは60%と言われていますが、全て過去問から出題はされていません。
新出問題は答えられない可能性が高いので、全問を解く姿勢で臨みましょう。
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