一級建築士

一級建築士の合格率10%前後しかない!他の国家試験ランキングで難易度を比較


たくや
一級建築士の合格率は10%弱という事実を知っていますか?そして、これがどれだけ難しいのか、意外と難しくないのかという実態を解説します。

 

こんな方におすすめ

  • 一級建築士試験ってどのくらい難しいの?
  • 一級建築士試験の合格率が知りたい!
  • そもそも受験資格はあるの?

 

こんな風に思う方が多いと思います。当記事ではこれらを完全に網羅しておきます。

 

ココがポイント

これは私が一級建築士を受験しようとした時に上手くまとめてあるサイトが無かったので、独自に作成しました。一応、当方も二級から受けて一級も合格しております。当ブログでは他の記事でも勉強の方法や試験傾向について解説しています。

一級建築士試験の合格率

 

一級建築士の合格率は下記の通りです。

 

この表から分かることは学科試験と製図試験ともにハードルが高いということです。だいたい学科試験が19%程度製図試験が38%です。

 

そして最終的な合格率は10%弱で例年推移しています。

 

一級建築士試験の難易度

 

一級建築士試験はよく難しいと聞きますが、実際にどのくらい難しいのか。今回はわかりやすく国家資格と建築系で比較をまとめてみました。

こう見ると手が届かない資格でもなさそうですね!次は建築・不動産系の資格で比較してみましょう。

不動産系の資格が上位を占めている事が分かります。ただ、建築系の資格では一級建築士が最上位であることも分かります。

 

さらに、図面を書くというクリエイティブな試験であることも単純ではいかないのも難易度が高くなっている要因です。(製図得意な方もいます)

 

一級建築士の受験資格について

 

一級建築士には誰でも受けられるというわけではなく、受験資格があります。下記のいずれかを満たしていることが条件となります。

 

  • 大学(旧制大学を含む)において、指定科目を修めて卒業した者(卒業後2年以上の建築実務の経験)
  • 3年制短期大学(夜間部を除く)において、指定科目を修めて卒業した者(卒業後3年以上の建築実務の経験)
  • 2年制短期大学又は高等専門学校において、指定科目を修めて卒業した者(卒業後4年以上の建築実務の経験)
  • 二級建築士(二級建築士として4年以上の建築実務の経験)
  • 建築設備士(建築設備士として4年以上の建築実務の経験)
  • その他国土交通大臣が特に認める者(所定の年数以上の建築実務の経験)

 

以前はこれを満たさなければ学科試験から受けられませんでした。しかし、去年建築士法改正により学科試験までは資格要件がなくなりました。詳細は下記の記事で詳しく解説しています。

【受験者必読】一級建築士の実務経験が法改正で年数やなしが大変更

続きを見る

 

勉強を始めるのは早いことに越したことはない

一級建築士は当然のことながら、勉強の範囲が広すぎて直前の対策はできません。

 

始めるなら早い方が良いです。その勉強のスケジュールなど私の体験談をもとに下記の記事で解説しています。

【独学対応】2024年合格する一級建築士勉強スケジュール完全解説

続きを見る

 

あと、今は高い資格学校に通わなくても対策できる便利な講座も出てきています。一級建築士の膨大な暗記はオンライン講座で隙間時間にやる方法が最近で来たけどこれなら確実に合格に近づけるでしょ的なやつです。

合格するための一級建築士の講座を見てみる【スタディング】

それから一級建築士って人数が激減しているんです。その実態はこちら

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たくや

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより

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