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ノマド建築士

一級建築士がデベロッパーに転職する条件の実務経験と資格とキャリアを解説

 

たくや
私は建築業界で転職を経験している身であり、その体験談というリアルをブログに綴っています。一級建築士はデベロッパーに転職できるのか?今回は私のリアル体験や建築業回の知人を元に転職のことをお話しします。

こんな方におすすめ

  • 一級建築士はデベロッパーで強みになる
  • 実務経験を問われる
  • 一級建築士は取得するべき

一級建築士はデベロッパーで強みになる

 

結論から先に言いますと一級建築士という資格はデベロッパーの中でとても強みになります。

 

しかし、一級建築士だからと言ってデベロッパーに入れるかと言われるとそうではありません。

 

ベロッパーで一級建築士は強みになるが、簡単には入れない

デベロッパーというのは不動産開発の会社です。不動産の事業する会社はなぜか文系が多いのが実情です。

 

これは私が業界に疑問を持っているところですが、いわゆる〇〇不動産とか〇〇地所とかいうデベロッパーは文系出身が多いです。

 

ではなぜ、理系が少ないのか。

 

理系は不動産に近い分野においては「建築」です。

 

しかし、建築は設計や工事管理という仕事がメインなので、不動産「開発」や「取引」とは少し仕事の方面が違ってきます。

 

つまり、建築出身の方は不動産開発を目指す人より、設計にいくほうが圧倒的に多いのです。

しかし、不動産の開発をするとはいえ、何をどのように作るか計画をするのはデベロッパーです。

 

もし、そこに法的知識を把握した建築士の方が居ると心強いと思いませんか?

 

不動産は宅建士の資格がメインですが、建築の知識も不可欠です。その証拠に、宅建士試験の3割は建築士の同じ内容です。(建築基準法や都市計画法など)

 

不動産開発は資格が無くとも外部発注などで、業務は成り立つので独占業務などはありません。不動産の取引も仲介業者を通せば良いですしね。

 

しかし、やはり外部に依頼する前に内部に技術者やその知識を持った方が居れば心強いと思うのは当然です。

 

建築士でも実務経験を問われる

一級建築士は規模を問わず、設計や工事監理をすることができる資格です。

 

ココがポイント

とはいえデベロッパーは仕事の規模が大きいので資格があるからと言って、気軽に転職は難しいです。

 

私も経験しましたが、住宅ばかりやっていた人間がいきなり商業施設の開発事業をすると言っても、一級建築士を持ってしても仕事はとても困難なものになるでしょう。

 

よければプロフィールにもその記事を書いてます。

 

商業施設も詳細は触れませんが、テナントの計画や法的整備など特有なものが多いです。

 

そこでゼネコンや組織設計事務所に勤務していれば、大規模建築物の現場や設計計画について触れることができます。

 

それを現場知識として、転職することは多いにできます。

 

そこに人柄だけでなく、資格を持ってしていたらデベロッパーの欲しい人材となることは大いに可能性はあるでしょう。

 

一級建築士は取得しよう

 

一級建築士は建築業界内では価値が大きい資格です。

 

取得して損することはありませんし、数年で受からないと恥!みたいなこともありません。何年かかって取得しても価値がある資格です。

 

別記事で紹介していますが、やはり転職時に直接エージェントに「一級建築士を持っていないと厳しい」という話を頂いたり、実際に求人数の変化にも資格の有無の実感を感じています。

 

これが少しでもみなさんのやる気やモチベーションにつながれば嬉しいです。当ブログでも勉強法を解説していますし、おすすめの講座は下記から↓

 

他の記事でも建築士や宅建士、施工管理技士の勉強法を紹介していますので、参考にして頂けると嬉しいです。

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