
こんな方におすすめ
- とりあえず枚数を書く
- ゾーニングがうまくいけばいい
- 書き終わればいい
こんな感じで製図試験を迎えようとしていたら危ないです。今まで製図試験の対策を行ってきたのであれば、合格できる直前の対策をしましょう。
合格できるゾーニング
結論から言ってしまえば、合格できるゾーニングとは無難なゾーニングです。
なんだ、そんなものは俺でもできると思う方が多いかもしれませんが、これが意外と書けないんです。
なぜ、書けないかと言うと一休建築士試験の製図問題は課せられる条件が膨大だからです。これを全てインプットして、アウトプットすることがとてつもなく難しいのです。
これは鍛えなければどちらも難しいです。
枚数を書いてなれると言うのは、このインプットとアウトプットを鍛えるからです。
製図手法については別記事で解説していますのでそちらを参照ください。
>>一級建築士試験の合格者のエスキス・ゾーニングのコツは3つという話
さて、無難なゾーニングとは先ほど述べた条件を全て図面に反映させることです。
センスのあるゾーニング等は必要ありません。
ツッコミどころがないゾーニングを完成させることが目的です。
図面のクオリティ
図面のクオリティーについてはもちろん、きれいな方がいいです。
ココがポイント
それは採点者が人間であるからです。
学科試験のようにマークシートで機械が判断するのではないので、採点者にいいと思ってもらえるような図面を描きましょう。
先ほど述べたとおり、センスのあるゾーニングは必要ありません。ただし、図面をきれいに書くセンスは必要です。
図面が見やすいかどうかについては他人に見てもらうことが1番です。
実際に私が製図試験の直前に実施したものがあります。
それは、ウラ指導が開催している「ユープラ」と呼ばれるものです。
これはインターネット上に受験者の仕上げた図面を公開させ、採点させると言うサービスです。
もちろん、匿名ですので誰が書いたかと言う特定はできません。
[https://www.ura410.com/03_seizu/index.html]
実際私はB+と言う判定でした。
しかし、それぞれ書いた受験者のメリットやデメリットが見えてくるので、気をつけなければいけないところ、みんなが落としやすいところがわかります。
これは絶対にお勧めです。
記述の対策
記述は皆さんがおろそかにしやすい部分です。
それは皆さんは図面をたくさん書いて製造できるようになる人が多いのですが、記述を全て埋めると言う意識は全員にはありません。
しかし、記述は年々書く量が多くなっておりより一層対策も求められています。
1つでも空欄があると言う報告につながりますし、記述の量によっても危ないことがあります。
皆さん意識が薄いのにはもう一つ理由があります。
それは資格学校での対策はしますが、限られたカリキュラムの時間の中で記述を十分に対策するのが難しいからです。
合格する人は傷対策に十分に家でやっているのです。
模試を受けている方もわかると思いますが、記述の配点が多いです。しっかりと対策しましょう。
もし、今使われている記述対策のテキストに不足があれば私が独自に数年に渡って例文を集めた例文集がありますので、それを使ってみて下さい。
実務経験でしか書けない内容やコツなどが見えてきます。