こんな方におすすめ
- 法規はいつから勉強すればいいのか
- 去年の法令集を使っても問題ない
- 線引きはどの程度引けばいいのか
- 法令集の書き込みやインデックスはどの程度までいいのか
結論
この記事を読む事で、合格者はいつから線引きを行なっているか、その重要性が分かり、あなたも納得するはずです。今すぐに動かなければならない理由が分かります。
年末年始は勉強確保できる貴重な時間
年末年始は仕事を休めて自分の時間を確保できる貴重な時間です。とは言え、建築士の受験者にとっては勉強で差がつく時間でもあります。
この時に差が出ることを合格者は知っています。
来年度の建築士のテキストがこの時期に完璧に出ることはないです。法改正に対応するため、各出版社も全力で参考書の作成に取り組んでいます。
もし、毎年同じような内容であればテキストも数年は使いまわすでもいいと思いますが、建築士の試験はそうはいかないんです。
ただ、この時期ではそんな情報が揃っていないながらもやることはあります。それでは何ができるのか?
それは「法例集の線引き」です。
法規の線引きは毎年絶対にやること
法例集の線引きはかなり時間がかかります。私は二級建築士と一級建築士を計5年経験していますが、毎年、線引きをしていました。
するとある事実に気づきました。
それは微妙に線を引く場所が毎年違うのです。
これは資格学校が敏感に法改正によって、出題を予想していると言えるでしょう。
これは2回以上受けないと分からない事実です。また、一級と二級で線を引く箇所は大きく異なります。法改正もあるので絶対に毎年更新しましょう。
ちなみに法令集にも選び方がありますので、下記の記事を参考下さい。
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一級建築士試験の法令集のおすすめは?線引きや書き込み・インデックスの対策も解説
続きを見る
私も二級建築士の時は年末年始の時に線引きが終わらず、2月や3月にしていたこともありました。するとどんどん授業は進んでいるのに、線引きは終わっていないので学習が捗らないのです。
私の経験ですが1日集中して線引きしても、1〜2週間はかかります。年始の早い段階で終わらせて、テキストの学習に進むのがベストです。
合格者の勉強方法はこちらから↓
クラウドサービスで線引き代行
最近では副業というのも盛んになってきまして、法令集の線引きもかなりの労力がかかります。
そのため、メルカリなどで線引きを代行してくれたり、線引き済みの法令集が売られていたりします。
それは絶対にやめ方が良いと言えます。
なぜなら、線引きの箇所などは本当かどうか疑いの可能性もあります。さらに、自分が線引きをしていないとどこにどのくらい線引きをしているかが分かりません。
例えば、防火構造の規定にどのくらい線を引いてどのくらい例外があるか、建築関係法令にどれだけ線を引いているか、自分で引くと線の多さ=重要度という事実に気付けません。
つまり、楽して合格はありえないという事です。楽したい方には残念ですが。。
法令集は年末年始で片付けておくというのが合格者の方程式です。
法規は完璧だという方には、この時期はこっそり通信講座で基礎を固めておくというのも手です。もし、2回目以降の受験であれば来年こそ合格という方に、筆者おすすめの通信講座です。