一級建築士

一級建築士試験の法令集のおすすめは?線引きや書き込み・インデックスの対策も解説

2021年1月19日

 

たくや
一級建築士の法規は合格にとても要の科目となります。なぜなら、法規は得点源になるからです。(法規が苦手な人は他を得点源に!)

 

こんな方におすすめ

  • 法規の勉強方法について知りたい
  • 法令集の線引きはすべき?
  • 法令集に差はあるの?おすすめまとめ

 

ココがポイント

この記事を読む事で、一級建築士の法規の重要性と勉強方法が明白になります。法令集をどう使いこなすか、独学でも通学者に負けない勉強方法も解説します。法令集はほぼ2つのどちらかを使うのがベストだということも後半で分かります。

 

法規の勉強方法について

 

一級建築士の勉強時間はかなり多く必要とします。詳細は下記の記事で書きましたのでご覧ください。  

一級建築士試験の勉強はいつから?合格スケジュールとテンプレ公開

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法規は内容が固っ苦しい部分でもあるので、初めはとっつきにくいこともあります。しかし、内容や解き方を覚えてしまえばそこまで苦ではありません。

 

過去問を3周することはもちろんですが、法規の勉強の仕方はあまり何条何項という数字は覚える必要はありません。 書かれていることが正しいかが大切です。

 

法規は法令集の持ち込みがOKですが、見ないで解けるようになってくるのが理想です。見なければわからない枝があれば見る。 これは勉強の仕方もそうですが、本試験の解き方も一緒です。

ココがポイント

法令集を見ずに解けるものを多くして試験に臨む

 

法令集の線引きなど

 

また、法規の勉強のスケジュールですがここが大切です。年末年始は仕事を休めて自分の時間を確保できる貴重な時間です。

 

とは言え、建築士の受験者にとっては勉強で差がつく時間でもあります。この時に差が出ることを合格者は知っています。

 

 次年度のテキストが年末年始に出ることはありません。それは法改正に対応するため、各出版社も全力で参考書の作成・改訂に取り組んでいるからです。

 

そこでやるのが「法例集の線引き」です。

 

法例集の線引きはかなり時間がかかります。私は二級建築士と一級建築士を計5年経験していますが、毎年、線引きをしていました。  

 

なぜかと言いますと、微妙に線を引く場所が違うのです。 これは2回以上受けないと分からない事実です。(もちろん、一級と二級で線を引く箇所は大きく異なります)

 

法改正もあるので絶対に毎年更新しましょう。

 

私も二級建築士の時は年末年始の時に線引きが終わらず、2月や3月に線引きをしていたことがありました。するとどんどん授業は進んでいるのに、線引きは終わっていないので学習が捗らないのです。

 

私の経験ですが1日集中して線引きしても、1〜2週間はかかります。年始の早い段階で終わらせて、テキストの学習に進むのがベストです。  

ココがポイント

法令集は年末年始で必ず線引きを行う

【独学必見】一級建築士の過去問集は何周で合格できるのか解説

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オススメの法令集2選

 

正直、今は法令集の差が無くなってきているので特徴を知って選べば良い程度です。まずは総合資格学院の法令集です。総合資格学院は大きく見やすいのが特徴で、横書きが基本です。最近では日建学院と同じ大きさの法令集も出しています。

 

 

続いては日建学院の法令集です。こちらは元々サイズが小さいシリーズで縦書きが基本でしたが、今では横書きも普及しています。

 

私の個人的な意見ですが、理系だと教科書が横書きが多いためこちらの方がなじみやすいですね。

 

 

余談ですが、私がお世話になったウラ指導からも法規シリーズが出ています。あくまで参考ですが、法規の点数を伸ばしたい方にオススメです。

 

 

 

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たくや

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより