
こんな方におすすめ
- 大学生で建築士になるには?
- 専門学校で建築になるには?
ココがポイント
この記事を読むことで、大学生と専門学生が建築士にあるために必要なことやコツを把握することができます。
建築士になるには?
まずは大前提として建築士になるためには建築系の学校に通うことが必要です。
後ほど解説しますが、級によって多少異なりますが学歴という条件に当てはまってきます。
大学生で建築士になるには?
大学生において建築士になるためにはというテーマで解説します。
ここの条件の1つとして大学生とは建築士試験に必要な学歴に当てはまる指定学科に在籍することを想定しています。
詳細は建築技術教育普及センターを参照して下さい。
よくインテリアデザインや土木などの学科は含まれないことが多いので注意して下さい。
一級建築士になるためには指定学科の卒業と実務経験2年が必要となります。
指定学科とは上記で述べましたが、どの大学の学科が当てはまっているかは一覧が公開されているのでよく参照して下さい。
これに当てはまっていないと、学歴要件を満たしていない扱いとなります。
一級建築士=指定学科の卒業+実務経験2年
二級建築士になるめには指定学科の卒業のみが必要となります。実務経験を必要としていません。
よって、大学を卒業と同時に試験を受けることができ、合格すればすぐに二級建築士に登録できます。
二級建築士=指定学科の卒業
2020年の建築士法の法改正で、一級建築士も卒業と同時に試験を受けることができるようになりましたが、一級建築士としての登録は実務経験を得てからでないとできません。ここは間違えやすいので、要注意して下さい。
>>【建築士法改正】一級建築士の受験資格で実務経験に関する改正が行われた
某予備校の講師はあまり良いと思っておらず、受験料を多く取れるようになんてことも考えられるとおっしゃっていました。
まあ、一級建築士になる機会が多少広がったことは良いことですが。。。
短大・専門学校で建築になるには?
短大・専門学校においては建築系の分野に限った専門内容で解説します。
まずは一級建築士についてですが、短大については卒業と実務経験3年、専門学校の場合は卒業と実務経験4年以上を必要とします。
少しこの専門学校の4年以上ということが曖昧ですが、専門学校ごとによって決められているますので自分が所属しているもしくは受験する学校は何年か調べる必要があります。
一級建築士=短大(建築系)卒業+実務経験3年
一級建築士=専門学校(建築系)卒業+実務経験4年以上
二級建築士についてですが、この部分は各学校によって大きく分かれます。短大は実務経験が無しがほとんどです。
専門学校となると学校によっては無し、もしくは2年、年数によって3年かかることもあります。
これらもやはり、直接その学校に確認することが望ましいです。
二級建築士=短大(建築系)卒業(稀に実務経験1年)
二級建築士=専門学校(建築系)卒業+(実務経験0〜2年以上もしくは3年以上)
学生のうちに勉強できることはある
私は今では一級建築士という資格を得ていますが、振り返ってみると学生の時の何気ない勉強が役に立ったと実感しています。
もちろん、資格学校や通信講座を受けなければ難しい資格ですが、学生のうちに基礎を固めておくことがかなり重要です。
例えば、構造力学の公式や日本建築の様式、建築計画のバリアフリー寸法、建築法規などです。
学生のうちでも各授業で勉強しますよね?これがそのまま試験の基礎知識に直結します。(マジです)
社会人になると勉強する時間は確保できても、暗記する時間はかなり限られています。
それを少しでも有利にするためには学生のうちでやっておけばおくほど、早く合格することができます。
良いことしかありません。普段の授業を真面目に受ける必要があります。
もう1つはもう卒業を控えている方は大学3年生くらいになれば、スタディングを受けておくことをお勧めします。
この講座は価格とは比べものにならないほど、建築士の内容が詰まっています。興味のある方だけ下記のページで紹介しています。
>>【口コミ・比較】一級建築士の学科や製図の資格講座はどこが合格できて安い?おすすめはこれ
私はプロフィール欄にあるようにいくつかの資格を取得していますが、やはり社内から見られる目もそうですが取引先や現場からの目も変わります。
建築士になるために準備を少しでもしておきましょう!最後に学生に向けた特化ページの紹介です。