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【若手価値上昇】一級建築士の人数がやばい!平成と令和の推移で明白!

一級建築士の人数が激減

 

たくや
今回の記事は日本全国にどのくらい一級建築士がいるのか調べてみました。難易度高い資格ですが実際どうなのでしょうか。

 

こんな方におすすめ

  • 一級建築士の人数ってどのくらい?
  • 少子高齢化の影響はあるのか
  • 一級建築士の需要はどのくらい?

 

一級建築士の全国での人数はどのくらいなのか

一級建築士の人数は全体と言われていますが、ただこれは登録者数で現在生存されているか不明な方も含まれます。

 

一級建築士の資格別人数

国土交通省のデータによると下記のとおりです。

 一級建築士:373,022人
 二級建築士:778,963人
 木造建築士: 18,428人
 (令和3年4月時点)

 

特に一級建築士について掘り下げて見ていきましょう。これから受験される方は参考にして下さい。

参照元:ミカオ建築館

 

平成と令和での年齢割合

平成の人数を年代別に分けると下記のようになります。

  • 20代:1%
  • 30代:11%
  • 40代:23%
  • 50代:26%
  • 60代:29%
  • 70代以上:10%

かなり驚きの結果かと思います。ほぼ20代から30代の層が全くいません。若手の人数が1割弱です。

 

そして、令和3年に人数を国土交通省が調査した結果によると以下の通りです。

統計

参考元:国土交通省

令和3年時点での人数を平成と比較すると以下の推移となっています。

  • 20代:1%  → 0%
  • 30代:11% →10%
  • 40代:23% 21%
  • 50代:26% →25%
  • 60代:29% →27%
  • 70代以上:10% 16%

これはまじでやばいです。

 

70代以上の引退されている方が多くなっており、新たに取得している方の割合が減少傾向にあります。

 

たくや
つまり、引退人数に対して合格人数が追いついていないのです

 

こういった背景から、一級建築士の受験制度が若干改定されたのでしょう。詳細は下記の記事で解説しています。

【受験者必読】一級建築士の実務経験が法改正で年数やなしが大変更

続きを見る

 

リタイアされていく層(60代)で4割近いのはかなり破滅的です。実質6割ということですね。

 

早く合格者を増やして建築士を増やし、経験を積ませていかなければ日本の建築力?が低下してしまう恐れすらあります。

 

少子高齢化の影響について

なぜ高齢の方に多いのかと言うと、高度経済成長期に建物がイケイケドンドンで建てられました。

 

その際に、多くの建築士を必要としたため試験を合格させました。

参照:NHK

 

しかし、その後増えすぎてしまったのでバランスを取るために合格率を下げたのです。そうすることで、年々合格者数が減少しました。

 

確かに過去問を見ていく中で極端に難しい年もありました。そこはあまり勉強せずとも良いと言えます。

 

今の一級建築士の平均年齢は46.1歳と言われています。若い世代の方も合格して増えて行っていますが、それでも高齢化が進んでいるのです。

 

その場合は今のベテラン層が20年後、定年退職して行くので若い世代が引っ張っていくことになります。

 

若手一級建築士の需要はどうなのか

上記に人数でわかると思うのですが、かなりの売り手市場です。

 

一級建築士は仕事の範囲も多岐に渡って活用することができ、資格を持つことでいろいろな分野で活躍することができます。

 

そして、ベテラン層が抜けていくことによって企業を担う若手層が有資格者でなければなりません。

 

それが少子化となれば金の卵でしょう(これは経営者目線で言われています)資格を持っていないわけにはいきません。それは建築学科の大学を卒業したなら、その受験資格というパスポートを放置したら宝の持ち腐れになってしまいます。

正直、受かったもん勝ち。だから頑張ろう。

私が複数の企業で経験した無資格と一級建築士をもっている見られ方の違いは正直、

 

エグいです。

 

無資格であれば永遠に資格を取れ(勉強しないやつ)と言われます。これガチ!

 

しかも、これは学歴なんて関係ありません。

 

しかし、資格をもっていると仕事の中で技術的な判断を求められて時の発言など、業務に役立つことはかなり多いです。

 

 

実際に現場での鉄骨の構造基準や地業における知識などは知識が大切です。経験だとボヤッとしてしまったり、法改正に追いつかない可能性もあります。

 

私が個人的に聞いた話ですが、ある大手不動産会社の開発部の方はこうおっしゃっていました。

 

「一級建築士を取ったら、本当に世界が変わった」

 

これは私も同じ経験をしました。もし、私も合格していなかったらハウスメーカーで地味に仕事をしていたかもしれません。(私のやる気の問題ですが笑)

 

私の体験談も記事でまとめました。

一級建築士の私がハウスメーカーからデベロッパーに転職した方法を公開

続きを見る

 

皆さんも資格が重要になってくる世の中だと感じているでしょう。

 

これがモチベーションに繋がればと思います。一級建築士の対策は早いもん勝ちです。

【独学対応】2024年合格する一級建築士勉強スケジュール完全解説

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  • この記事を書いた人

たくや

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより

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