
私は建築系の大学を出て、その後のキャリアも建築業界内だったので、業界外から見た凄さ?を実感していない状況でした。
こんな方におすすめ
- 一級建築士の資格全般から見た難易度偏差値が知りたい!
- 建築業界内での資格の位置付けってどうなの?
- 本当の凄さが分かる理由はこれ
結論
一級建築士を資格の難易度さや建築業界の位置から見ていかにすごいかを解説します。
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一級建築士を一発合格を目指してはいけない理由と正しい勉強法とは〜実証済み〜
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一級建築士の資格全般から見た難易度偏差値
資格全般と言ったらかなりの数なので、国家資格や公的資格に絞った段階で説明します。
一級建築士は建築業界では最高峰の資格となります。不動産ではより難しい資格もありますが、不動産はどちらかと言うと文系寄りです。下記の記事により詳細に解説しています。↓
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一級建築士の合格率10%前後しかない!他の国家試験ランキングで難易度を比較
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偏差値で比べますと医師や税理士より簡単ですが、宅建士などに比べたらとても難しい資格になります。
税理士>医師>一級建築士>薬剤師>行政書士
一級建築士は単純に頭で解いて取れる資格ではありません。製図という発想力と問題解決力など色んな方面に頭を使う事が出来なければなりません。
一級建築士=暗記力+応用力+発想力+問題解決力
そのこともあり、偏差値の難易度を挙げていますし難しいと言われる要因だと思います。

建築業界内での資格の位置付け
冒頭で少し触れましたが、一級建築士は建設業界で言うところの最高峰の資格です。建築系のどんな資格よりも一目置かれます。
例えばゼネコンでや設計事務所で持っていても、職人や現場からなめられないというメリットがあります。また、住宅関係の仕事ではお客様に先生と呼ばれたりする待遇です。
一級建築士を持っていれば年齢差に関係なく、建築のプロであるという見た目を初対面で得ることができます。(もちろん、その後の実力はキャリア次第ですが)
ちなみに設計士や建築家と呼ばれるだけでは無資格者です。(名刺を見れば一発で分かります)
これで一級建築士の本当の凄さが分かる
一級建築士になることは建築業界では当たり前になるという風潮がありますが、実際、周りは当たり前のリアクションではありません。
それはなぜか。
若い一級建築士はなかなか人材的に確保が難しいんです。つまり、会社にとっては欲しい人材となります。手っ取り早い方法は中途採用で、一級建築士を採れば良いのです。
だから、どの企業も一級建築士を募集しているわけです。
少し酷ですが、企業側からすると新卒であれば取れるか分からないで採用するのだから、経営上言わせればリスクです。ただ、資格を取得してくれたら企業にとっては大喜びです!
こういった背景は高齢化社会という事実も後押ししていることもあります。そのことを、どのくらい一級建築士が少ないかという下記の記事で解説しています。
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【若手価値上昇】一級建築士の人数がやばい!平成と令和の推移で明白!
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実際の求人の多さや転職の幅の広がりは凄かったというのが第一印象でした。
二級建築士を持っているときはそれほどアプローチが無かったのですが、一級建築士ともなると有名企業からのスカウトもあります。
さらに、設計職というポジションもかなり増えます。二級建築士はハウスメーカーやリフォームですが、一級建築士であればゼネコン級も増えてきます。
また、ほぼ書類を落とされることも無くなります。一級建築士を取る事自体がその人の経緯や努力が分かります。
一級建築士になると求人数が増えて、スカウトも多くなる(大手も来る)ことから受験するなら少しでも早く、転職するなら早い方がいいです。
一級建築士を持っているなら一度キャリアを見直してみませんか?
まず学生の方ならこちらの記事を参考ください。
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大学や短大・専門学校で一級建築士・二級建築士になるには?手順を解説
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一級建築士を最短で目指すなら合格ロードマップを作成したので参考にしてみて下さい。
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一級建築士になるには?大学や専門学校で最短ルートの合格法
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また筆者が薦める通信講座ランキングも見てみてください。なぜ、通信講座がいいのかなども含めて解説しています。
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