一級建築士

一級建築士試験の難しい理由と勉強法を解説〜学科と製図ごとに異なる対策〜

2021年10月4日

 

たくや
一級建築士って難しいと言われますが、建設業界では持ってて当たり前の資格です。では実際、どのくらい難しいのかこれから受ける方の参考になればと思います。

 

こんな方におすすめ

  • 一級建築士とはどんな試験なのか
  • 一級建築士の難しいところは?
  • 一級建築士に攻略法はあるのか

 

ココがポイント

この記事を読むことで、これから建設業界を目指される方へのモチベーションの向上に繋がり、無駄な勉強や資格学校に多額の費用を払う必要もなくなります。

 

一級建築士の試験について

 

一級建築士の試験については下記の記事で詳細に難しさを解説しています。ここでも簡単にご説明します。

>>一級建築士の合格率10%弱!他の国家資格ランキングで難易度比較!

 

一級建築士と言う資格は建設業界(建築+土木)の中でも、最も優位的な資格であり難易度が高い資格です。

 

土木の中でも技術士(建設部門)も相当難しいですが、独占的な威力があると言う点で、建築士の方をこのブログでは取り上げています。

一級建築士の試験は主に、学科試験と製図試験という2回の試験を通過して初めてなれる資格となります。

 

そのため、学科が受かっても製図が受からないければずっと一級建築士にはなれないという過酷な道なのです。

 

しかし、諦めてはいけません。それはあくまで一部の人。

 

その一部にならなければ数回でも合格できれば勝ち組なのです。勝ち組になれれば、もう関係ありません。

 

一級建築士の試験は自分との戦いなので、モチベーションを保つことが非常に難しいです。

 

そのモチベーションを少しでも高められればと思い、本ブログを立ち上げています。

>>【最短合格スケジュール公開】一級建築士試験の合格率や難易度は?勉強はいつから?

一級建築士はここが難しい

一級建築士の難しさは上記でも簡単に触れましたが、学科試験と製図試験をクリアしなければなりません。

 

しかも、製図試験に3回以上落ちてしまうと学科からやり直さなければなりません。

 

これを業界では角番落ちと言っています。

 

一級建築士の難しさはその点だけではありません。まず、学科試験を通ることが非常に難しいです。

 

学科試験の通過率(合格率)は18%程度となっております。

 

しかも、この試験は相対的に合格人数を決めますので、一定点数を取れればいいのではなく、受験者全体の上位〇〇%以上にいないと合格できません。

 

それがこの試験の難しさの1つです。さらに、一級建築士の難しさは製図試験にもあります。

 

この試験は「採点者の点数」によって自分の製図点数が決まり、その点数で受験者同士で争うことになります。

 

答えが存在することのない試験で、良い製図を目指していくことが必要になります。

 

これは正直、独学では難しいです。

 

資格学校で長年、教えてこられた講師がその経験を糧に受験者を指導していますので、そのコツや知識が必要になります。

 

採点者がどこを重要視しているか、問題用紙の裏に隠された意図は何なのか、資格学校は様々な予想を立てて対策をしています。

  • 学科試験は受験者全体の上位にいなければならない
  • 製図試験を採点するのは「人」であるということ

 

一級建築士の攻略法とは

一級建築士の攻略法は合格者の真似をすることが一番の「最短ルート」になります。

 

それはそうとしか言えません。しかし、インターネットの情報には様々なことが書いてありますが、とにかくやるしかありません。

 

攻略法は存在していても、裏技(いわゆる楽して合格)は存在しません。

 

そのことは下記の記事でもしっかりとした根拠を書いています。

>>【失敗から学んだ】一級建築士は一発合格を目指してはいけない理由

合格するための一級建築士の講座を見てみる【スタディング】

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  • この記事を書いた人

たくや

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより