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仕事と副業

2級建築施工管理技士の難易度・合格率は?実務経験も解説

 

たくや
今回は2級建築施工管理技士の試験の難易度や合格率、実務経験等について解説いたします。実際、建設業界から見て2級建築施工管理技士はどの程度の資格価値があるのかについても解説します。

こんな方におすすめ

  • 二級建築施工管理技士って難しい?合格率はそのくらい?
  • 実務経験はどの程度あれば良いの?
  • 建設業界での資格価値が知りたい!

 

こんな疑問があるかと思います。私は建築士や施工管理技士の資格を持ち、住宅業界や建設業界においてデベロッパーの立場として資格がどの程度有利なのかを解説します。

 

2級建築施工管理技士の難易度や合格率について解説

 

2級建築施工管理技師とは建設現場において、どっち工事の現場監督として管理する国家資格です。

 

この資格には1級と2級がありますが、仕事内容はそこまで大きな差はなく施工金額における違いのみです。2級建築施工管理技士になると主任技術者になることができます。ちなみに1級建築施工管理技士は監理技術者になることができます。

 

2級の資格は建築・躯体・仕上げに分類されているため、ご自身の受験する分野を確認しましょう。

 

2級建築施工管理技師の試験の難易度は2級とは言っても簡単ではありません。しっかりと学習しなければ合格できません。

 

過去の試験の合格率は下記の通りです。

種目(種別) 区分 平成27年(%) 平成28年(%) 平成29年(%)
前期試験
平成29年(%)
後期試験
平成30年(%)
前期試験
平成30年(%)
後期試験
令和元年(%)
前期試験
令和元年(%)
後期試験
令和2年(%)
前期試験
令和2年(%)
後期試験
2級 建築
(3種別の合計)
学科 48.5 51.9 42.5 38.7 39.7 28.2 33.3 34.7
実地 32.7 38.9 28.9 25.2 27.1 28.2

CIC日本建設情報センターより

これをご覧いただくと数字だけ見れば、1級建築施工管理技士と同じ程度なのです。

 

1級建築施工管理技士の試験情報については下記の記事で解説しております。

 

2級建築施工管理技士の受験に必要な実務経験とは

 

次に試験を受けるにあたって、あなたが受験資格を満たしているかを見ていきましょう。おそらく、(2)の方が皆様の当てはまる方だと思います。

 

学歴資格が数年程度必要になってきますので、よくチェックしておきましょう。

〔1〕第一次検定のみ受験

試験実施年度において満17歳以上となる方
(令和3年度の場合は生年月日が平成17年4月1日以前の方が対象です。)

〔2〕第一次検定および第二次検定を同時に受験

【技能士合格者以外】下記イ-(1)~(4)のいずれかに該当する方

※実務経験年数は、試験実施年度にてそれぞれの試験日の前日までで計算してください。

種別 区分 学歴 実務経験年数
指定学科 指定学科以外
建築
躯体
仕上げ
イ-(1) 大学
専門学校「高度専門士」※1
卒業後1年以上 卒業後1年6か月以上
イ-(2) 短期大学
5年制高等専門学校
専門学校「専門士」※1
卒業後2年以上 卒業後3年以上
イ-(3) 高等学校 専門学校「専門課程」(「高度専門士」「専門士」を除く)※2 卒業後3年以上 卒業後4年6か月以上
イ-(4) その他 8年以上

※1)「高度専門士」及び「専門士」とは:専門学校専門課程で所定の要件を満たし、文部科学大臣が認めるものを終了した者は高度専門士又は専門士と称することができる
※2)専門学校卒業者のうち、「高度専門士」又は「専門士」の称号を持たない者

 

【技能士合格者】下記ロ-(1)~(2)のいずれかに該当する方

受検種別 職業能力開発促進法による技能検定 必要な実務
経験年数
技能検定職種 級別
ロ-(1)躯体 鉄工(構造物鉄工作業)、とび、ブロック建築、型枠施工、鉄筋施工(鉄筋組立て作業)、鉄筋組立て、コンクリート圧送施工、エーエルシーパネル施工 1級 問わず
2級 4年以上
平成15年度以前に上記の検定職種に合格した者 問わず
単一等級エーエルシーパネル施工 問わず
ロ-(2)仕上げ 建築板金(内外装板金作業)、石材施工(石張り作業)、石工(石張り作業)、建築大工、左官、タイル張り、畳製作、防水施工、内装仕上げ施工(プラスチック系床仕上げ工事作業、カーペット系床仕上げ工事作業、鋼製下地工事作業、ボード仕上げ工事作業)、床仕上げ施工、天井仕上げ施工、スレート施工、熱絶縁施工、カーテンウォール施工、サッシ施工、ガラス施工、表装(壁装作業)、塗装(建築塗装作業) 、れんが積み 1級 問わず
2級 4年以上
平成15年度以前に上記の検定職種に合格した者 問わず
単一等級れんが積み 問わず

CIC日本建設情報センターより

もし、これよりも実務経験年数が多いのであれば1級建築施工管理技士を受験することをお勧めします。

 

建設業界での資格の価値

 

建設業界では資格を持たなければただの労働者にしかなれません。少し酷な言い方ですが。しかし、労働者でも資格を持たなければできない仕事もたくさんあります。

 

要は建設業界は資格がなければ雑用係にしかなれないほど豊富に資格があります。

 

それらを全体管理する資格が施工管理技士という資格です。

 

建設現場では色々な工種の人たちがそれぞれの仕事をしますが、その全体を工事管理するのが施工管理技士の役目なのです。

 

これはかなり重要なポジションと言えますね。

 

例え、2級であっても施工管理技士であることに変わりがありませんが、1級ともなると請負金額や施工規模に拠らずとも施工管理ができます。

 

さらに、大規模や公共性の高い現場となると専任(兼任できない)をおかなければならないという重要な人材にさえなります。

 

その登竜門として2級建築施工管理技士を受験することは大きな一歩です。

 

就職面から見ても、施工管理のポジションは常に不足しています。興味のある方はぜひ!

 

ちなみに今の施工管理って意外とブラックじゃ無いんですよ。参考まで。

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  • この記事を書いた人

たくや

【経歴】
建築学科卒業→大手ハウスメーカーで営業・施工管理・設計に従事→大手インフラの建築職へ転職で
【保有資格】
一級建築士・宅地建物取引士・1級建築施工管理技士・照明コンサルタント、他改修資格等
【当ブログの実績】
・管理人の実体験によるもの(住宅からインフラまでの仕事を経験)・資格の合格実績あり(上記参照)
・PV数10,000/月
・独自考案のオリジナル教材100部突破!noteより